ペルテス 吉田町
2018-09-10
ペルテス病とは生後18ヶ月(1歳半)より骨成熟(大腿骨頭の成長が終了する)までの間に発症した、大腿骨頭の血行障害により生じる壊死の病気をいいます。骨頭の血行障害は外傷や股関節の手術や股関節脱臼の治療過程においても生ずることがありますが、ペルテス病には主にそのような明確なきっかけ無しで生じるところが一つの特徴です。股関節が急に炎症を生じて関節内に水がたまる股関節炎(単純性股関節炎)よりペルテス病に発展するリスクも報告されていますが、詳細な検討によれば意外と少なく、股関節炎からペルテス病に移行するのは多くみても確率は1~2%程度とも言われています。
ペルテス病で重要なことは、1)早期診断、2)骨頭の包み込み、3)可動域を広げる訓練、の3つです。
まず、早期診断の重要性です。この疾患の特徴は、病変部と症状出現部位とがかならずしも一致しなかったり、初期にX線診断が難しいことです。そのため発症初期において非常に見逃されやすく、発見された時はすでに骨頭は完全に潰れて著しく変形していることがまれではありません。高度な変形が生じるとこれを球形に形成してゆくことは容易ではありません。
治療学において重要なことは、骨頭を臼蓋の中に完全に包み込み、その上で可動域を拡大する訓練をすることです。包み込みと同時に訓練が重要なのです。これはどの教科書にも書いてあるはずですが、このことが意外と忘れられています。
必要な2、3は当院では「楽トレ」「トムソンベット」により改善に努めます!!
是非一度ご相談ください!!!
※お客様の声はあくまで個人の体験談であり、得られる結果には個人差があります。