吉田町 シンスプリント
2018-09-03
こんにちは!! 藤接骨院です!!
今日はシンスプリントについてお話いたします!
シンスプリントとは・・・??
シンスプリントは、繰り返しのランニングやジャンプを過度に行った場合に発症しやすい障害
疾患の概要
Shin(シン)=脛、すね、「弁慶の泣きどころ」ともいいます。シンスプリントは古典的な病名であり、幅広い解釈があって内容が一定でありません。過労性(脛骨)骨膜炎、過労性脛部痛、脛骨内側症候群などとも呼ばれています。そのため本編では、疲労骨折やコンパートメント症候群を除く、骨膜あるいは筋腱の炎症に起因する障害に限定して述べます。
原因・発症のメカニズム
原因
オーバーユース症の1つであり、繰り返しのランニングやジャンプを過度に行った場合に発症しやすい障害です。過度の運動量、運動時間、運動内容、日数またはフォームの変更、硬い路面、薄く硬いシューズ(踵の摩耗)、下肢の形態異常(O脚、回内足、扁平足など)、下腿三頭筋の柔軟性低下、股・膝・足関節の柔軟性低下、足関節可動制限などが発生の誘因となります。このうち、新入部員などにみられる急激な運動量増加が一番悪い影響を及ぼします。思い当たる点がある人は、すぐに改善しましょう。 病態は下腿内側筋群の疲労による柔軟性低下、特にヒラメ筋を主として後脛骨筋、長趾屈筋付着部が脛骨の表面を覆う骨膜を牽引して微細損傷(骨膜炎)をきたし、下腿内側の痛みを発生させるものと考えられます(図1、2)。ランナーの発生頻度が高く、その20~50%に発生するといわれます。
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痛みが脚の膝から下の前面または後面に起こります。
氷冷、鎮痛薬、安静、ストレッチ運動が役に立ちます。
走ったり活発に歩いたり(ハイキングなど)した際に、脚に繰り返し衝撃が加わることで、脚の筋肉と腱に過剰な負荷がかかり、すねの痛みが生じます。脚に対して足が過剰に外側に傾いている状態(回外)も、シンスプリントを引き起こしたり悪化させる要因になります。
症状
痛みは脚の前面の外側か後面の内側で起こります。一般的には、シンスプリントの痛みは運動の開始時から起こりますが、運動を継続していると弱くなってきます。最初は、走ったり歩いたりしているときに、かかとが着地した直後にだけ痛みを感じます。さらに走り続けると、足がついている間ずっと痛むようになり、やがて常に痛みがある状態になります。通常、安静にすると痛みがなくなります。
診断
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医師による評価
シンスプリントは、症状と身体診察の結果に基づいて診断されます。
治療
安静
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リハビリテーション
痛みが出なくなるまで、走らないようにする必要があります。氷冷や非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)の投与により、痛みを和らげることができます。体力を維持するには、代わりに水泳などの運動を行います。
すねの痛みが治まり始めたら、脚の筋肉のストレッチと筋力強化運動(バケツを使った運動など)を行うことができます。こうした運動は再発の予防に重要です。シンスプリントの再発を予防するには、硬いヒールカウンター(かかとを包む部分)とアーチサポートで足を支持するシューズを履き、傾斜した地面や硬い路面で走ることを避けるとよいでしょう。
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